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早期退職 資金の引き出し方

早期退職
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老後資金は運用しながら引き出していく

 人生100年時代、年金だけでは生活できないというのはよく聞く話です。退職金やその後の資金として貯めてきたお金はとっても頼りになるので、うまく使っていきましょう。

 50歳代後半からでも10年以上の運用期間が想定できますので、運用しながら使っていきましょう。とは言っても退職金を全額投資商品にしてしまうのは、前準備のない段階ではお薦めできません金融機関のセールスも熱心になるので十分注意してください。↓↓↓↓

 50歳代後半からでもつみたてNISAは活用できるのでお勧めです。積み立てることによって時間分散ができますし、インデックスの投資信託などに投資することにより、銘柄分散もでき、リスクの低減効果が出ます。そして利益が非課税になる点が素晴らしい制度ですね。

定額で引き出すか、定率で引き出すか?

 使い勝手の良さか、長持ち優先かで選びます。年金では足りない分をその都度引き出してしまうと、必要以上の引き出し額になってしまうものです。定額は毎回同じ金額なので、計画が立てやすくなりますね。ただし、運用がうまくいかないと予定より早くなくなってしまう可能性があるので注意が必要です。逆に定率は毎回引き出す金額が変わるので予定が立てにくくなる面もありますが、常に一部を引き出すことになるので、資産は比較的長く持ちます。4%ルールというものを紹介しています↓↓↓

自動引き出しができるサービスも増加中

 金融機関では投資信託や株の定期引き出しサービスを始めています。最終受け取り年月を指定できるコースもあるようですが、これは受取り頻度が月一回となります。公的年金が偶数月に振り込まれるので、奇数月に受け取れる使い勝手の良いもののありそうです。ただし、くれぐれも手数料には気をつけましょう。元金が高額なだけに、たった1%と思うかもしれませんが、1000万円の元金ならば、毎年10万円を手数料として支払うことになってしまいますので、投資商品や証券会社、銀行の手数料にはシビアになりましょう。

iDecoの引き出しタイミングには注意が必要です。

 iDecoの引き出しは、①一括、②年金型、③併用の3つから選べます。期間も60歳から70歳(2022年4月からは75歳)と余裕があるので、運用成績の良い時を選ぶのが良いかと思います。また、年金型を選択した場合、手数料もバカにならないので気をつけましょう。

退職金一括受け取りの最大のリスクは「ムダ遣い」!

 退職金は「一括受取り」がお薦めとお話しさせていただきましたが、その「一括受取り」の注意点は「ムダ遣い」です。
 これまで手にしたことも目にしたこともないまとまった金額ですので、多額の出費で老後資金を大きく減らしてしまう人が結構いるそうです。定年後の海外旅行や子供の結婚・住宅購入資金援助などは、自分たちの老後の生活に影響のない程度に抑えましょう。70歳以降にお金が足りなくならないよう、退職後の収支予測を立てておくことが肝心ですね。
 また、多額のお金を手にすると、「退職金運用病」なる病を患ってしまう方もいらっしゃるようです。「何か増えるものに預けないとせっかくの退職金がもったいない、リスクが小さくそこそこ増える商品で運用したい」と銀行や証券会社の窓口で真剣に相談する人がいます。銀行や証券会社の窓口の方は「カモネギがやってきた」と心で思って、親身になって、自分たち銀行や証券会社の利益になる商品を勧めてくるでしょう。こういう商品はかろうじて元本は割りませんが、手数料が年間万単位でかかるものばかりです。
 現役である今から少しでも良いので、資産運用の勉強を始め、少額の資金で「練習」をすることを強くお薦めします。

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