2020年のマーケット
12月31日(水) | 2019年末 | 増減 | ||
日経平均 | 円 | 27,444.17 | 23,770.93 | 3,673.24 |
為替 | 円/ドル | 103.14 | 108.61 | -5.47 |
NYダウ | ドル | 30,606.48 | 28,538.44 | 2,068.04 |
2020年は日経平均が15%超、NYダウが7%超上昇の1年でありました。5円の円高になっているのが気になります。2021年の日経平均株価の高値は、経営者の2割が3万円超を予想、「マクロ経済は力強い回復が続き、企業業績も回復から拡大に向かう」との意見。
野村総合研究所の富裕層の関する調査(2019年版)
「お金持ち」をイメージさせる「富裕層」。その数や資産額はいったいどのくらいなのだろうか――。野村総合研究所の富裕層の関する調査(2019年版)によると、金融資産1億円以上5億円未満を「富裕層」、5億円以上「超富裕層」といい、その両方を合わせた世帯数は132万7000世帯ののぼるという。

しかも、前回調査した2017年から6万世帯も増加しているのだそうだ。富裕層、超富裕層は全世帯の2.3%にあたるとのことである。50世帯に1世帯は資産が1億円以上ある計算である。

マス層に所属する一般庶民はこのピラミットに違和感を感じるのではないだろうか?一般のサラリーマンでアッパーマス層の区分となる3000万円以上の純金融資産を保有する家庭がどれほどあるのだろうか?住宅をローンで購入して、自動車を一定期間ごとに更新し、子供の教育費の支出がある、ごく平均的なサラリーマンで3000万円以上の純金融資産を蓄えられるように思えない。住宅をあきらめて借家暮らしを続けるか、ダブルインカムでの方ならば、3000万円を貯蓄できる可能性があるのは理解できるが、大多数ではないような気がする。
手元資金がそれなりにあれば、今回のアベノミクスでランクを1ランクくらいあげることは可能なのかもしれない。それがあらわれているのが超富裕層、富裕層の増加だ。しかし、全世帯の84%を占めるマス層、アッパーマス層とも前回と比べて金融資産を減らしているとのことなので、格差が広がっているということだね。
今年も、132万7001世帯目の富裕層を目指してお金の勉強を進めましょう。
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