本日のマーケット
12月18日(金) | 前日終値 | 増減 | ||
日経平均 | 円 | 26,763.39 | 26,806.67 | -43.28 |
為替 | 円/ドル | 103.27 | 103.10 | 0.17 |
NYダウ | ドル | 30,303.37 | 30,154.54 | 148.83 |
今日の東京株式市場は、日経225が▲43.28円であるが、底堅い動き。週末ということもあるのか後場に入って一段安の動きだった。
減速して自由に生きるダウンシフターズ 高坂勝著
本日は、高坂勝著の「減速して自由に生きる ダウンシフターズ」という書籍についてご紹介します。
ダウンシフトとは、経済成長至上主義から降りることで人間が本来有している幸せと安心の価値に戻り、「足るを知る」営みになり、分かち合う充足を得る。懐かしいようで斬新な具体的手段だと言う。
私たちは現在あたり前のように、収入アップ、出世、経済成長を目指して生きている人が多いが、結果として労働時間の増加や過度の競争、ストレス増加などが加わるため、果たして「幸せ?」、「豊か?」なのか疑問だ。だから経済至上主義から抜け出して私たち個人個人の本当の「幸せ」「豊かさ」を持った生き方を見つめなおしてみよう。
現代社会の問題に左右されづらい生き方が「ダウンシフト」という生き方だ。どんな生き方か見ていこう。
ダウンシフトする方法は次の4つである。
1.ものを減らす(シンプルな暮らしへ移行する):物が増えるとそれに伴い、たくさん働く時間が増え、豊かさとの矛盾が生じる。
2.ライフスタイル基準金額を定める(生活費を減らす):必要なものだけを購入するという自分自身の価値観の確立を行う。
3.ライフスタイル基準金額を稼げるだけの「自分のやりたい仕事」をする。:基本、嫌なことはしない、人や環境に悪いことはしない、道徳に反することはしない、権力の言いなりにならない、など「好きなことをして生きる」を実践する。その時にポイントとして「スモールメリット」を活かすビジネスに着目する。
スモールメリットに着目し、実践すれば、人件費がかからないし、無駄に働かなくていい、そして必要分だけ仕入れをすることができるなどのメリットが多い。
4.半農半仕事を目指すとダウンシフトしやすくなる。食料が自給ができるようになると色々と選択肢が広がる。
この「ダウンシフト」はミニマリズムに近い考え方で、セミリタイヤの方法の一つとして非常に参考になります。また、定年退職後の生活のひとつのスタイルとしてもイメージできるのではないかと思う。
私はリタイヤ後、平常時のスタイルはこのような生活をイメージしている。更にこのスタイルに「やりたいことをすべてやる」というオプションを付けることを計画している。ぜひ実践してみたい。
自分の生き方の主導権を自らコントロールして、今までのような「世の中任せ」「会社任せ」「他人任せ」という外部要因に翻弄されても「しかたがない」とあきらめ上手だった過去の自分へ後戻りしないために、強く強く自分に言い聞かせて....
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